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Lockerな日々
漫画の仕事・アメリカ暮らし・犬・フィギュアなどの日常ブログ。
DATE: 2012/11/20(火)   CATEGORY: 日常
楽しいと不満の日常。
最近週末は天気悪かったんですが、先日は良い天気。そして週明け大雨。笑

普段から、買い物はだいたい週末にまとめてしてしまいます。
どうしても週の途中で必要なものがある場合は、旦那様に帰宅途中に仕入れて来て貰っています。
だもんで、私はいつも「行方が謎の妻」と思われているようで。笑
スーパーで鉢合わせしないからですね。

で、先日の買い物後、レシート見てたらこんなの発見。

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真ん中らへんに、大根の明記があるはずなんですけど。
大根の英語は「Daikon radish」が一般的かな?

…これじゃ「ダイアコン」のような…。

妊婦なんで特に日本食材にこだわり、オーガニックにもこだわれば食費がたまりません汗。
でも外食が減ったぶんいいし、そもそも添加物アレルギーだらけの自分には選択肢がなくて涙。…まあ、健康的でいいかな、と。

我が家手作りのご飯は安全ですよ、うちにお招きする皆さん。調味料から全て無添加ですし笑。

さて、いい天気なのもあるし、我ら夫婦はやっぱり外食好きなのでお出かけして来ました。
私も比較的安全に食べられ、美味しいといえば「バフェ」。ビュッフェ、バイキングのことですね。

うちの街にもいくつかバフェのお店があるんですが、添加物・油てんこもりで私は食べられません。
で。美味しいバフェというと、実はカジノと併設されているレストランだったりします。
カジノはアメリカ人の特に引退したジジババ達の娯楽施設。日本の賭け事よりももっとオープンなイメージです。
なので、ホテルや家族連れで遊べるレジャー施設も併設されたりしていて、ちょっとリッチな遊び場といった感じでしょうか。だからそこのバフェもちょっとリッチ。

私達夫婦もたまにカジノで遊んだりしましたが、目的はそこのバフェがほとんど。バフェのために行って、カジノはしないで帰ることも。まあ、そう頻繁には行けないんですがね、たまの贅沢で。
うちから2時間以内で行けるカジノ付き美味しいバフェの選択肢は、3つ。
ちなみに一番近い所で1時間は掛かります。
先日はまだ私が行ったことのないひとつに旦那様が連れて行ってくれました。
1時間半ちょっとかかる距離かな?

しかもそこは、カジノの中にあるので、IDがないと食べられないという笑。
カジノは未成年NGなので、入るにはIDで年齢証明が必要です。
明らかにジジババの場合はスルーですが、私達のような東洋人はまずID提示。
ということで、今回行ったバフェは必然的に大人しかいませんでした。
ちょっと豪華なホテルのバイキングのような作りで、味も上品、デザートも凝った作りでした。
旦那様も言いましたが、3つの選択肢の中では一番美味しい場所な気が。
ただ、そこに行くまでは田舎道を通るので、休む場所がない。妊婦の身としてはちょっとしんどい。

でも最近、子宮が大きくなって来たからなのか、疲れていても張りで動けなくなることは減って来ました。
バフェから近いショッピングモールに行って、スニーカー買いましたよ。愛用はNBなんですが、後期でむくむことを考えて大き目を購入。レディースで25cm以上は日本ではまずないです。さすがアメリカ。
で、試着するのに上着越しの腹がつっかえて、怪しい動きしてました笑。
マタニティズボンも探したんですが、室内用がなくて断念。
それにしても売ってる店もコーナーも少なくて、みんなどうしてるんだろうなぁ、と。日本も少なかった気がします。通販に頼るにはちょっと博打な気がするんですけどねぇ。

久しぶりにお出掛けして、とても楽しかったです。
安定期になると夫婦最後の旅行と銘打って、遠出をする妊婦さんが多いですが、私達夫婦もとりあえず、どこか行けないかと相談はしてます。
旦那様は暖かい場所で魚三昧したい、と言うので、「それは…カリフォルニアとか、フロリダとか、ハワイとか…?」
もうすぐクリスマス。今さら計画立てるには遅かったと後悔してます笑。

私はドイツ行きたいんだけどねぇ。
でもこの時期行くって出版社に伝えたら、「では新刊宣伝書店サイン会を」と言って頂くかもしれないよ~と旦那様に言うと、「ええ~」と渋られました。仕事絡みは嫌なようです笑。

さて、楽しい週末でしたが週明けにまた不満なことが。

都会に転院することも、少なくとも分娩は都会の病院にする、ということは旦那様も大賛成のようです。
通うのも出来るだけ努力してくれるようですが、病院間で患者データのやりとりがしっかりして貰えるようなら地元に健診に通うほうが、負担は少ないですし。
エコー診断結果によっては、遠くの病院への通院が危険ということもありますし。
…で、結局のところ、エコーが後回しになっている地元の産婦人科に、選択肢を間違った後悔があるわけですが、本日も更にその後悔が強まりましたよ。

持病の薬の処方間違いをされたせいで、血液検査し直しになったんですが、それが健診の間隔とズレたので、健診前に薬が切れるから先に(持病のみの)血液検査だけして欲しいと頼んだら、

「次回の健診時に血液精密検査するから、それまで同じ薬を処方するのでそれで凌いで」

というお返事。

…やれやれです。一ヶ月ごとに血液検査して数値を見ての薬の処方なのに。

一般的なアメリカ妊婦健診を調べてみると、もう次回以降の血液検査がありません。(つまり今度の血液検査は通常の妊婦健診に唯一組み込まれているもの)
またひと悶着あるかもしれん。

拍手ありがとうございます!
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DATE: 2012/11/17(土)   CATEGORY: 妊婦生活
勝手に転院の決意。
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アメリカ戻ってちょっとした頃、不在の間にカオスと化した我が家を片付け中、リビングを覗いたら。
君達、うらめしいのかね?
特に、べには顔の位置動かさないで家政○は見た状態。こういうときは何か不服があるときで笑。

さて、大よその片付けと掃除が済んで毎日主婦業に勤しんでいますが、(無報酬の笑)仕事があるのでテーブルに向かっていると腹の子に蹴られます。姿勢が悪いと居心地も悪くなるんでしょうな。背筋をよく伸ばすのでカロリー消費にはいいけれど、疲れます笑。

本当はもう、この週数ならエコーで胎児の様子を見ておかないと色々と危険なんですが、産婦人科の選択肢を間違ったために後悔しまくっています。アメリカで大きな祭日、Thanksgiving Day(感謝祭)がやって来るというのに、怖くて遠出が出来ません。でも家の中で履くマタニティズボン買わないと、胃周りがキツイです笑。

とにかく色々と考えて、やはり都会の病院に転院するつもりです。
旦那様を説得せねば。

自分(というより胎児)が順調だろう判断基準は、大きくなっているだろうと思われる腹と、はっきりと解って来る胎動(身動きか、蹴りか殴りか、指で擽られてるかなど。それでもびっくりした蹴りはたったの1回。よく動くけれど暴れん坊ではないみたい。まだ小さいからかな?)と、増える体重…。
子宮が重い、というより、腹が伸びている感覚に歩いていると「ふぃ~」と吐息が笑。
ちなみに地元のお店では妊娠線予防クリームが売ってません…いいの?それでいいの?田舎だからなの??
妊娠線は気にしない性質ですが、痒いのでワセリンのクリームタイプを買いました。マタニティコーナーにもあったし…。

日本は体重制限が厳しく、痩せ型の人で7~12㎏増、というお話。でも、増えることを敬遠するあまり、胎児が小さいまま、産むのは楽でも育てるのが大変ということから、最近では厳しすぎる体重管理はナンセンスだという世情。
ちなみにアメリカでは普通体型で15~20㎏増程度ならOK(ネット調べ)。

私は自分が3700g越えだったので、3000g以上に絶対育てたい。最終は16㎏増が目標です。
エコーで見れてたらなぁ、今どのくらいか解るのに。

それでも生きているかどうかの判断しか出来ないので、エコーで見れる来月まで不安は尽きません。
それでも次回以降は2週間毎(多分)に心音は聴けるので、安心です。
DATE: 2012/11/16(金)   CATEGORY: 日常
夫婦の自覚の差。
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私の仕事場は2階にあり、わんこ達のお気に入りのベッドもあります。
が、妊婦として自宅に戻ってからは、階段の上り下りを控えているため、ノートPCを1階のリビングテーブルに置いて弄ったり何か書き物したりしてるわけですが、いつの間にかこんな日常に笑。
私が座っているのはベンチなので、べにもすぐ真横にぴっとり。
チワワのさんごは不在の間に重くなっていて、長時間乗られているとしんどいです笑。
しかも突然のことにびっくりして動く際に腹をどついてくれるので、驚かさないようにヒヤヒヤ。

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…服に付いてる染みは見ない方向で笑。(ぶどうをジャムに煮詰めているときに飛んでしまった…)
出版社の(無報酬の笑)仕事をしている間も、構えと覗き込んで来ます。かろうじて前足が腹の脇なのでいいんですが、たまに腹に手や頭を掛けて来ます。近頃胎動が頻繁なので、腹の子の父親よりもずっと、このチワワの兄貴が身近に感じているはず笑。
母親は自分の身体の中のことなのでよく解るし(ようやく、どれが胎動なのかはっきりするようになって嬉しいです。結構動く子です笑)、最近は服越しでも動くのが解って来ました。
だけども世のセオリー通り、動いたから旦那様に触らせると途端に動きが止まるという笑。

小型犬に多い涙ヤケ。旦那様にケアをお願いし忘れていたので、立派に出来てしまいました涙。


どうなんだろうなぁ、赤ちゃん産まれても、旦那様に育児を分担して貰うに当たり、放っておいたら駄目なんだろうなぁ。こっちだって新米だけど、旦那様曰く「男は女のように細かな所は気付けない」だもんねぇ。(脳梁の幅が違うので、医学的に仕方がないこと。だからこそ努力して欲しいんですがね)

自分から妻の妊娠のことや、健診のこと、育児用品のこと、お世話の仕方のこと、色々と調べてくれたら嬉しいんだけど、私任せな所が甘えというか、仕事が忙しくて余裕がないというか。
でも私も妊婦になって余裕がないので、この頃はホルモンの影響か些細なことにもイラ立ってしまい、口論になることも。

参考にしている出産エッセイ漫画に、「言ってくれればなんでもやるよ」という旦那様は駄目だとあるんですが、うちの旦那様はそのタイプ。ていうか、言ってやってくれるなら良いほうだ、というのが多くの妻の意見。
旦那様だって、余裕がなければ渋りますし笑。

私がアメリカに戻って来た理由は、「私ひとりで何でも出来る」と孤立しないように、子供を独り占めしないように、です。そのためにも、今から旦那様が仕事以外にも、「その場になったらなんとかする」という考えでなく、事前準備出来るよう、父親としての自覚が生まれるよう、私も余裕を作らないと。

口論は腹の子にも良くないからね。

過去、名前決めのことで、「今決めたら楽しみがなくなる」と言ってましたが、妊娠・健診・育児準備の下調べは次元が違うよね…。でも、仕事に専念することも家庭を守るという点では立派な父親としての役目なので、余り文句を言っては駄目だと反省。爪が甘いながらも笑、色々気を遣ってくれますし。

欧米の両親学級「母乳以外の子育て、家のことは夫の仕事」
…すいませんねぇ、私の持病、産後にとんでもないことになるので、よろしく、旦那様(スチャ!)


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DATE: 2012/11/14(水)   CATEGORY: お仕事
クリスマス新刊
お仕事のお知らせです。
2012年のクリスマスに新刊が出ます。
Amazonさんでは本の表紙が公開されました。

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GRIMMS MANGA Fanbuch TOKYOPOP Germany出版

Amazon.co.jp

過去、1・2巻と出版された「GRIMMS MANGA」のファンブックです。
特別版なので、通常版(ソフトカバー)はなく、ハードカバーのみの発行です。
内容…描き下ろしカラーイラスト・描き下ろし長編、短編漫画・制作秘話エッセイ漫画(出版社と契約した経緯、取材旅行など)・投稿作漫画掲載・愛犬エッセイ漫画・全キャラ解説・キャラクター占い・ラフ画・おやつレシピ。

台詞は全てドイツ語なので、発売までに日本語台詞集を用意するつもりです。
ご購入頂いた方は、メールフォームなどでお知らせ頂ければPDFファイルでお届け致します。

投稿作以外は全て描き下ろしです。投稿作も未発表。
長編漫画は少し成長した「赤ずきんちゃん」の主役達が登場、短編漫画は新しいグリム童話のアレンジ話です。
細々と日本で漫画家をしていた自分が結婚してドイツに渡り、新しく設立された漫画出版社と契約する所から始まる制作秘話ですが、ほとんどが出版社との苦労話。日本だったら出版社から駄目出しを喰らってしまう内容でしょうが、そこはドイツというお国柄。「おもしろい」という理由で掲載されています。

個人的にはキャラクター占いを気に入っています。私と担当さんが試した所、どちらも自分らしいキャラに行き着きました笑。当然私は占い師ではないので、気軽に試してくださいね笑。

表紙の背景ですが、本当はこれのために新しく用意したものの、出版社の意向で今までのハードカバー版と同じものです。BOX発売の際に再販されたものが、緑→赤と変更になったのですが、以来クリスマス発売というのもあり、赤で統一されています。評判も良いらしく。
私が描いた本以外にも、「GRIMMS」のシリーズとして出ている他の作家さんのハードカバーの背景も統一化しているそうです。
日本ではあまり馴染みのない完全統一の仕方ですが、ドイツでは読者の方(特にコレクター向け)に喜ばれるそうです。見間違いはないかと尋ねてみたんですが、「有り得ない」と豪語されてしまいました笑。


拍手ありがとうございます!
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DATE: 2012/11/10(土)   CATEGORY: 妊婦生活
アメリカ妊婦健診2回目
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うちの変わり者、べに。
なんか睨まれてるように見えますが、写真撮られるの嫌いな子なので笑。
リビングに入る日溜りにきちんと前足揃えて当たってるのが解ります?これ、彼女がわざとやってるんです。
前々からブログでも書いてますが、黒い毛色に関わらず日溜り・日射が大好き。この後もこの上で寝てました。

うちは借家なんですが、大家さんは入居者に厳しい条件を出していました。「煙草禁止・庭でバーベキュー禁止・壁に釘禁止・ペット禁止」…どれも私達には構わない条件だったんですが、最後の項目が笑。
その頃、チワワのさんごしかいなかったので、チワワなら、と許可を頂いて入居。それから3ヶ月程度で私自ら大家さんに「犬、もう1匹いいですか?」と。綺麗に住み、近所に迷惑を掛けなければ(大家さんと仲が良い)OKらしく、お許しを頂けたのでなんとなくシェルター犬候補を探し始め、不妊治療失敗の悲しさの反動から本格的にシェルターを回って見つけて来たのが、べに。

いつもワンコを迎えるときは私が一方的に探して選んで迎えてしまうんですが、旦那様もべにをメロメロに気に入ってくれ、男性が苦手なべにも旦那様が大好き。私のいない11ヶ月間で益々絆を深めた模様笑。

それでも、私が久しぶりに我が家へ帰って来てからしばらくは、私の行動を監視してました(元々足元付いて来る子でしたが、様子が違う)。そろそろ、彼女の犬生の半分が、私達の家族になってからの時間になるのでは、と思います。三つ子の魂百までと言いますが、犬は今を生きる生き物。今を満喫しておくれよ。

あ、そうそう。日本にいる間、アメリカの旦那様と毎日スカイプしてたんですが、初めの頃は、私がスカイプから呼び掛けると(日本側のカメラは付けていない)、首を傾げた後で家中を走って私を探していました。
スカイプが日常になってからは、声のみと理解したらしく反応なし笑。たまにカメラで姿を見せても反応なし笑。
11ヶ月ぶりの再会はホテルから引き取った後のキャリー越しだったんですが、大興奮してくれたのでほっとしました。

しかし旦那様はあるとき言った。「…こいつ、俺達から離れても、また新しい飼い主に懐くんだろうなぁ」
まあ、そのほうがストレスフリーでいいんでないかい。
ちなみに、旦那様との生活、ペットホテルに預けていたときは痩せてましたが、同じご飯の量でも私が帰ってからはふっくらして来ました。
ワンコはね、「群れ」と認識したときは、それが欠けるのは何か変だと思っているのだよ。
来春、「群れ」が増えるといいね。


さて、先日は地元の産婦人科に2回目の健診に行って来ました。
4週間ごとの健診も、あと1回になります。

アメリカではウルトラサウンド(エコー)の検査は高いので、保険がカバーする回数でしか受けられません。何か異常があって増やす場合は特例を除いて自費になります。病院に因ると思いますが、だいたい1回で4万円くらいします。
で、基本、保険カバーは1~2回。未だに国民保険がなく、企業・個人で加入するので保険屋によってカバー率が違うため、多くは1回のみといいます。
まあ、2回としていつ受けるかと言うと、

・胎児の存在を確認する初期の10週目
・性別・異常を発見するための中期の20週目前後

後者はこれでリスクがあるかどうかを判断し、設備のない病院なら転院させることになります。

私がアメリカで初診を受けたのは、17週目のとき。当然、エコーはなく、ドップラーでの心音検査のみでした。
心音検査だけは、確認出来る週数から毎回行われます。
で、先日は21週目だったので、「やっと7ヶ月ぶりの我が子にエコーで会える!性別も判るかも!」と健診を楽しみにしていました。なにしろ異常を確かめるので、1時間くらい掛けてじっくり診るらしく、旦那様も初めてのご対面というのもあり、気合を入れて有給を取って挑んでくれました。

…が。

産婦人科で朝一番の検尿を提出、靴のまま体重測定、血圧を測り、Mid-wife(助産師)の登場を待っていると、現れた助産師は「尿の検査・体重は問題ないわ。(むくみの検査で足を触ってから)じゃ、心音チェックしましょう」

「…あれ?ウルトラサウンドはないんですか?」
「今日はないわ。それは次回」
「…ええ??普通、20週前後で受けると思っていたんですが」
「いいえ。うちは25週前後でやるの。胎児の異常を調べるためにね。もちろん、今回の心音で異常があれば、この後にウルトラサウンドをやるわ」
「…(夫婦揃って絶句)」

出鼻を挫かれました…。
例えば3回エコーをカバーする保険があったりして、臨月間際に胎児の異常チェックのためにエコーを行う、という情報も過去に読んだこともあり、それよりは早い。しかし、20週目に行うのが主流とすれば、25週は遅い。
日本だったらもう既に性別だって判ってる自分の今の週数。(隠れてて判らないこともあるけれど)

前回のナース?の説明(助産師だと思っていたら、助産師リストにいない(新しい方だったのかしら?)。恐らく今回が初めて担当の助産師との対面でした)を聴き漏らしていたのだろうか?
とにかく助産師がドップラーの準備をするので仕方なく診察台に横になり。

「どう?胎動はある?」と聞かれ、あります、と応えていると、すぐに心音がヒットしました。
「元気ね!順調な音よ!」
しかしすぐに心音が消える。
「あら、よく動く子ね!追っかけるから待って」
それでも逃げる我が子。最初以上の大きな心音は拾えませんでしたが、助産師の腹の上からの触診で問題ないことも判り、

診察終了。

血液検査もなし。


待てーい! (心音聴けて問題ないのは素直に嬉しいけど)


私達がこの後、本当に何もないのかあわあわとして、そうだ、前回受けたダウン症検査!とこちらから結果を尋ねると席を外してから戻り、「問題ないわ」とだけ(アメリカでは最新のダウン症血液検査で性別も判ってしまうらしいのに、ここは最新の検査ではなかったらしい…)。しかしその後、「…都会の病院(リスクがある妊婦を回す病院)で、ウルトラサウンドが受けられるかもしれないけど、どうする?」

はい?どういうことですか??

他所の病院で受けさすなら、なぜここで受けさせて貰えない?と私達が頭を捻っていると、
「あなた、高齢出産でもあるし、ハイリスクとして都会の病院で受けたほうがいいかもしれない。検査して貰えるかどうか、問い合わせてみるから後で連絡するわ」

すいません!高齢でハイリスクは認めますが、持病があるので立派にハイリスクなんですけど!病気はスルーですか!??(心の中で叫ぶ妊婦)

助産師が終わろうとするので、前回の持病の薬の処方間違いもあるし、喰い下がって血小板の数値も尋ねました。
パソコンをチェックして、問題なし、との返事。

…やっぱりこちらからあれやこれやと喰い下がらないと駄目な世界のようです…。

これは、都会の病院の問い合わせも、こちらから催促して返事を貰う羽目になりそうだなぁ、と意気消沈しながら、次回の予約を取って帰りました。
次回はウルトラサウンドに加え、血液検査でありとあらゆる細かな検査をするそうです。

私の持病は毎月調べなければならないのに(妊娠期間中は必要に応じて2週間ごとの場合も)、前回の再検査を1週間前に受けたのでヨシとしてる辺りが不信感ふつふつ。

心音だけで健常妊婦と判断してそれでヨシとしていいの?ハイリスク妊婦を。

自分が健康だというのは自分が解ってはいるけれど、たまに調子を崩して寝込むこともあります。でも子宮に痛みや出血がなければ問題なしと判断する病院に、やはり不信感が募る。

悶々としていると、驚いたことに翌日に産婦人科から連絡がありました。(ちょっと見直し)

「3週間後にウルトラサウンドのアポが取れるけど、いい?」

…はーい???


しかもその日は旦那様都合悪いし。
ひとりで往復4時間運転・見知らぬ大病院の初めてのウルトラサウンド技師とのやりとりが出来るかーい!(ちゃぶ台返し)…不妊治療中はひとりでなんでもこなしてたがな!身重でもそれをやれと言うか!

3週間後言えば、その翌週には地元の産婦人科でもウルトラサウンドじゃんか!
だいたい、都会の病院が、私をハイリスク妊婦と認めたから、20週前後のウルトラサウンド(通常のもの、つまり地元に比べたら早期)をするべきだということでしょうが!それなのに3週間後て!!

電話を受けた旦那様曰く、アポの取れる日が無理だと応えたら「じゃあ直にやりとりして」と投げられてしまったそうな。…なんだろうね…。

旦那様が都会の病院に直に連絡を取ると。

地元の産婦人科の健診の、3日前にアポ取りました。

それしか取れなかったそうです…。いいよ、もう…。

旦那様曰く、都会の病院の設備のほうが、ウルトラサウンドの質もいいんじゃないか、よりよく異常を調べて貰えるんじゃないか、だから、地元の産婦人科のウルトラサウンドはキャンセルでいいと思う、とのこと。
つまりは時期重視ではなく、設備重視ということ。地元の産婦人科もそう考えているのでしょうか??
そして異常がない限りは、地元の産婦人科でウルトラサウンドを受けることは今後、ないということですな。都会の病院でも。

なんかもう、転院しちゃおうか…と通うリスクよりも病院の設備と信頼感を優先しようかと思ってしまうこの頃。

例え極寒の冬、豪雪・凍結・野生動物の飛び出し・往復4時間(休憩場所が少ない・道端は寒すぎる)だとしても。

とにかく、アポを取れた大病院での検査次第で、転院を考えます。

一番良いのは、分娩は大病院にして、それまでの検査は地元にして、互いの病院間で患者データのやりとりをして貰えることなんですが。お願い出来るか試してみます。(旦那様が)
地元の病院、スタッフは人当たりがいいので居心地はいいんですけどもねぇ…。

…はぁ、また性別が判らないままだわ~。
もうベビー用品準備していきたいのに。
(アメリカでは男の子はブルー、女の子はピンク、と決まっており、互いは不可侵。なので出産祝いを渡す人用に、中間色のイエロー・グリーンがあります。先日見に行ったベビーカー(こちらではストローラー)で気に入ったデザインがピンクだった…)

持病が悪化したら、準備所ではないので、今のうちに。

それに、性別さえ判れば、もう男女ともに名前も準備してあるんですよ~。
もうしばらく名無しで赤ちゃんと呼ぶしかないのぅ。


拍手ありがとうございます!
コメントのお返事は、追記にて。
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DATE: 2012/11/02(金)   CATEGORY: イベント
Halloween 2012
私の住む町は30日・31日の二日間、ハロウィンイベントとして子供達が各家庭を回っていいことになっています。
全米では一日だけ(特に31日でしょう)が主らしいのですが、町のHPに

「今年は30・31日のPM6~8時の間、子供達に来て欲しくなかったら玄関の照明を落としておくように」

と書いてある。

知人様の情報によると、玄関の電気だけでなく、家の電気も消しておかないと子供達が来て悪戯して行くそうな。
無知は幸い?渡米して去年までは、旦那様の帰宅時間まで自分の仕事部屋以外は照明を点けず、仕事に篭っていたので子供達が来なかったようです。
そして私の住む地域は、学校が遠いので子供達が余りいない。親御さんも子供を連れて回らないだろうと思っていました。

が、今年こそはハロウィンを楽しみたい!と思い、玄関の電気を点けておけば結構子供が来るよ、という情報に期待して、30日の夕方6時には玄関の中扉を開け、電気もばっちり、お菓子も置いて待ちました。

…だって、階段を余り上り下りしないで済むよう、活動場所を1階にしているためどうしたって、電気は煌々と外に漏れるわけで。悪戯されたら嫌でしょう。笑

まあ、それは冗談半分として、折角アメリカなんですから(ハロウィンの発祥はアメリカじゃないですが、イベント的にはドイツより派手)楽しまないと。

子供が無事生まれてくれたら、私達も楽しむ立場になるし、ハロウィンで各家庭に回るのはご近所付きあいにも繋がります。体験しておいて損はない(多分)。


開始30分…そわそわしていると…べにが騒ぎ出す。そして

玄関の外扉をガンガン叩き、

「Trick or treat!!」

来た!!

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中学生くらいのお兄ちゃんと、小学生くらいの弟の兄弟。男の子らしい仮装です。

この町では売ってないメダルチョコや、ヨーロッパではメジャーだけどアメリカでは子供達に余り知られていないチョコ、缶コーラを入れたバケツを差し出すと、真っ先にコーラ、そしてチョコを遠慮がちに1、2個取ってくれました。

写真を頼むと快くお兄ちゃんが弟を引き寄せてチーズ!いいなぁ、兄弟。

後ろに母親の運転する車があります。けして子供達だけで回らないようですよ。
ちなみにお向かいさんはハロウィンタイム開始早々、子供達を連れて出掛けてしまったので、照明ナシ。TVは点いていたので、居残り組が暗闇の中で観ていたのかも笑。


この兄弟の後は、すぐ暗くなったのですがこの界隈に車の出入りが頻繁になり、子供達のきゃーきゃーが。
間もなく、我が家にも立て続いて可愛い訪問者がやって参りました。

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みんな必ず扉を叩き、「Trick or treat!」や「Happy Halloween!」と言い、お菓子を貰うとお礼を言います。側に付いて見守る親も、「ちゃんとお礼を言うのよ」「取りすぎないの!」とマナーを徹底しています。
この写真は、ほぼ同じタイミングで来た2組を同時に撮影させて貰ったのですが、この中の箱を被った子の家族が…

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新しい友達(右端)を連れて戻って来ました。写真を頼むと、ひとりだから恥ずかしいのか遠慮するので、付き添いの子達が一緒になると、はにかみ笑顔でぱしゃり。

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みんな立派な仮装をしているんですが、外は0℃付近の温度。上着を着るので全容が見れず残念。
この写真の左端の子が、写真を撮った後で初めて私の顔を見たらしく、カチンと固まってから泣き出してしまいました。周囲のお姉さんやママ達が「なんで泣くの~?」と宥めながら連れて行くんですが、私も困りました笑。
東洋人を初めて見たのかも。
ベビーカーに乗った新生児~幼児が、目をひん剥いて私の顔を凝視している姿は、ドイツでもアメリカでもよく見たので、驚きのようです。
この日私は仮装してなかったのですが、素で十分だった模様…。

で、この組の前後に旦那様からカエルコールがあり、コーラが完売したので追加を頼んで買って来て貰いました。
実は、トイレにも行けず水も飲めず、玄関開け放しているので寒いのと、頻繁に立ち座りしているのと、べに飛び出し防止のバリケードを動かすのとで、お腹が結構張ってしまい、しんどかったので旦那様の帰宅は助かりました。

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だけど終了時間も近かったので意地で新たなお出迎え。旦那様は写真撮ってくれないし、私で泣かれたなら旦那様はもっと泣かすかもしれない笑。
べにを抑えてくれていたのでそれは助かりました。
上の写真の子達は、わざわざ自分達の仮装の説明をしてくれました。
一番お姉さんと2番目の子はウィッチ、一番末はプリンセス。上着でほとんど解らず本当に残念。一番お姉さんは妖艶なウィッチでした笑。

8時になり、私に余裕がないので終了。

翌日はお腹の張りが残っていて、とても昨日のようには行かないと思い旦那様が心配して仕事を持ち帰って一緒に待ってくれました。開けたドアにヒーターを置いて寒さ対策も。
ただ、スルメを齧り始めたので厳しく止めました。「あの家臭い!」なんて言われたらどうする!

しかし、待てど暮らせど来ない。

流石に2日間あると、エリアを変更したり(みんなで回ったほうが安全)、ホームパーティなどをしているのかも、と終了30分前には旦那様が終わろう、と。

実はこの日、私は自然公園で買った狼の帽子を被っていました。
残念…とそれを脱いで、ソファで休もうとしたら、べにが騒ぐ。…来た!!

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可愛いブロンドのハリー・○ッター!!

…私は名付けの親シリ○スか!?笑

結局、二日目はこの子だけでしたが、狼の帽子はいい具合にマッチしたので満足。
追加したチョコやコーラが余りましたが、ちょいちょいおやつにします。

お向かいさんは結局来て貰えなかったようです。残念でしたが、とりあえずこの家には怪しい人が住んでいるわけではない、と何組かの町の人達には知られたと思うので、ヨシとします。

この町の子供に対する大人のマナーが徹底していて嬉しい気持ちでした。
感謝の気持ち・差別のない接し方、子供達が楽しむイベントで羽目を外させてもいい場面でも、しっかりと学ばせるのは素晴らしいことです。
子育てには良い国と言われる所以ですね。

来年もぜひ楽しみたいです。


最後にこの前の女子会で70代の方から頂いたハロウィン手作りクッキー。

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いつか私も手作りお菓子を配れるようになるだろうか…。
DATE: 2012/11/01(木)   CATEGORY: 妊婦生活
妊婦と飛行機
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お昼ご飯作り終わって、旦那様の帰宅を待つ間に撮影。(うちは昼に戻って来る)

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今年のドッグタグは銀色でかっこいい。
私が日本にいる間に旦那様がマイクロチップを入れてくれたので、迷子になっても安心。させる気ないけど笑。
やや胴長短足気味なので写真撮るとひょうきんなんだけど…老けても見える笑。
一応、推定4歳ということにしてます。我が家に来たときに2歳くらいだろうと言われたので。
仔犬の頃から食べていたフードの質が悪かったんだと思います。未だに便が柔らかくて出すのを苦労しているときもあるので。フードが悪いままで育つと、腸が弱く、毛並みが悪く若いうちから白髪が増えるばかりか病気がちになったりします。
まあ基本病気知らずの子なので、このまま長生きして欲しいですね。
なんで足の指が奇形なのか不思議ですが汗。

さて、本日はハロウィンなんですが、うちの街は30・31と二日間やります。珍しいらしいです。
去年までは旦那様の帰宅時間まで仕事部屋に篭っていたので、うちには子供達が「Trick or treat!」しに来なかったんですが、今年はぜひ楽しみたいと思い。お菓子を用意し玄関の電気付けてスタンバりました。

「Trick or treat!」

可愛い声が玄関先に!

詳しいレポはまた後日(写真も撮らせて貰いました♪)。本日もあるからね☆


今回は、アメリカに戻る際に乗った飛行機について。
妊婦として乗るのはもちろん初めてのこと。知らせておくべきなのか、どんなサービスがあるのか、解らないままでいましたが、不妊治療のためひとり日本に帰国する際、14時間のフライトでトラブル発生。
持病が悪化してから初めてのフライト、しかも14時間。
飛行機慣れしている私でさえ、体調を崩してCAさんのお世話になりました。
そのいたれりつくせりの対応に感動し、これなら妊婦として乗っても安心だと思ったんです。

妊娠・出産のエッセイ本を読んでいても、妊婦であることが解るとCAさんの応対が適したものになることが解るし、元々、子供・老人がひとりで乗る際にも家族がその旨を伝えておくと、不自由がないように責任持って面倒を見てくれるサービスがあることも情報として知りました。

なので、治療が成功してクリニックを卒業し、産婦人科に通って血液内科の検査が問題ないことを知ってから、持病の主治医と相談してアメリカに戻る頃合を決め、チケット手配をしました。
丁度、一般では安定期とされる週に入ったフライトになりました。

エコノミーだと大変かも、ということで、エコノミーでも席が少しグレードの高いプレミアムエコノミー(食事はエコノミーと同じ)にしようかと旦那様と相談。
具合が悪くなったときに横になれるように、です。しかし、あまり席が倒れないこと、私も尾てい骨損傷なので凭れる体勢は出来ません。横になるなら席をフラットにしてベッドの状態でないと駄目なんです。

ということで、マイレージが貯まっていたので、それに少し足してビジネスを選びました。
幸いにもそのビジネス席はフラットになるようだったし、トイレの近くにして不便のないようにしました。
食事はアレルギー除去食も選べましたが、7品目除去・25品目除去、両方に私が駄目なものが含まれていたため、選べるのはサラダかフルーツ食しかなかったので汗、旦那様同伴だから食べられないものは代わりに食べて貰うことにして普通の食事を楽しむことにしました。

なので、チケット手配後、最後の妊婦健診でお医者さんらから飛行機乗ってOKを頂いてから航空会社に電話し、妊婦であることを伝えました。
臨月ではないので、医者の診断書は必要ないはずだったんですが、流産経験がある場合は診断書を用意するよう言われ、規定の日取り内で製作する必要があったので、動ける日が少ない中をやりくりして先生の診断書を貰いに行きました。航空会社にFAXすればそれでOK。

午前のフライトなので、前日に家を出て新幹線・NEXを乗り継いで空港へ。それからホテルで前泊…という日程だったんですが、1週間かけて続けた荷造りでヘトヘトになっていたので結構な強行軍になりました。
ホテル到着後は見送りの両親が遅れて到着するまでベッドにダウン。翌日までお腹の張りが続いてしまうと困るので、夕食もホテルで摂りました。

翌朝はなんとか治まってくれていたので、空港にてチェックイン。ずっと便秘にならないよう気を付けていたんでずか、妊娠してから初めての外泊に見事に便秘。飛行機内で苦しむかもしれない不安を抱えつつ、しかし空港のチェックインカウンターでスタッフが「以前、アレルギー除去食のご相談を受けましたが、変更はなさらなくて問題ありませんか?」と。随分前に電話をしたのに、当日でまで気遣って貰え、いきなり感動しました。
妊婦であることは別段聞かれず、何かを言われるわけではなく。まあ、今の所、問題があるわけではないので気にしませんでしたが。

しかし…

問題は飛行機ではなかったのですわ。

問題とは、身体検査。

あれはひとりずつチェックするため、重い荷物だろうとひとりでこなさなければなりません。
小さなスーツケースひとつ、転がすことさえするなと両親にキツく注意されていたため、旦那様に任せていたんですが、自分の仕事道具と大事なデータが入っている機内持ち込みのスーツケースだけは自分でなんとかしたい。
しこたま電子機器が入っていたので、重さは半端ありません。
旦那様に後ろに並んで貰い、荷物をコンベアーに乗せるまでは良かったんですが、中身を出すのは自分の仕事。
流れ作業だから急がないと後ろが詰まってしまいます。
自分で選んで買ったノートPCの重さに泣きました…。

で。

問題なく通過したと思ったら、出し切れなかったコードが引っかかったらしく、再検査のため荷物を移動させるように指示が。旦那様はまだ通過前だったので頼めず、テーブルの上をずりずりと引きずって移動。それも結構な作業です。
中身の点検、再び検査し直し、やっと開放されて、次の人が詰まっているので荷物を下ろさなければならないときに、今度は旦那様まで引っかかって再検査になっているせいでお願いすることが出来ず。
慌てていたので、自分で降ろしたのか、旦那様を待ったのか覚えてないんですが、かなり冷や汗な出来事でした。
ああいう人が詰まる流れ作業中、腹もさほど出ていないので(服の上からだと尚更目立たない)、「妊婦なので重いものは持てません」と訴えるのも気が引け、また、スタッフに荷物を任せるのも大事な仕事データなので出来ない。

でもはっきり言いましょう。電子機器より仕事のデータより腹の子の命。

あれは反省すべき自分の失態でした。

…とにかく、ちょっと腹がぴりぴりとする中、搭乗ゲートに向かい、もう搭乗開始。そのまま飛行機に乗り込みました。席を快適に過ごせるよう準備している最中、ひとりのCAさんが私達の元に。

「○○様、今回、このエリアを担当させて頂く○○と申します。何かありましたら、なんなりとお申し付けください」

改まって挨拶されたのは初めてで、もしや妊婦だから?とびっくりしていると

「お腹の子は、アメリカでお産みになられるんですか?」

と聞かれ、事前報告を受けて妊婦であることを承知で挨拶に来てくださったことが明白に。(まだ腹は目立ちませんから)
そうなるといいです、と応えると、

「グリーンカードの子ですね。いいですね」

そう表現されたのも初めてでした。はい、大統領になろうと思えばなれる子です笑。

その後、膝掛けや枕の追加は必要か、カーディガンをどうぞ、など、CAさんのほうから気に掛けてくださいました。
ビジネス席でも数席だけが区切られた空間をたまたま選んでいたおかげで、頻繁なトイレも気軽に通え、とても快適でした。ご飯もとても美味しく、つわりが終わっていてくれてとても有難かったです。
ただ、例のフラットになる席ですが、ベルトをしたままボタンを押して倒して行くと、体が起こせず指が届かなくなり、完全なフラットにすることは出来ませんでした。
腹筋を使えれば問題なかったんですが…ベルトを外して倒し、横になってからベルトをすれば良かったんだと後で気付きました汗。ちなみに隣の旦那様は先に爆睡笑。

台風の影響でかなり揺れましたが、幸い横になっているときで、腹を抱えてやり過ごしました。

度々、CAさんが様子を見に来てくださり、水もたくさん運んでくださいました。
しかも、11時間かかるフライトが10時間で済み、シカゴオヘア空港到着後、体調は良い状態でした。
心配した便秘も、うんともすんとも言わないので逆に良かったのかも。(本当は出したほうが絶対に良い)
入国審査も40分ほど並びましたが、座らずに行くことが出来ました。

…が、

荷物を引き取り、外へ出る場所まで行ってダウン。お腹が張るので座り、旦那様が車を停めているホテルの送迎バスを呼んで待つ間は冷や冷やしながら待ちました。

さて。

ここからはアメリカ。

荷物が重過ぎるとバスの運ちゃんは持ち上げてくれず、旦那様が代わりに持ち上げていると私の仕事道具・データの入った例の荷物を運ちゃんがひっくり返す。…私が自分で持つことが出来れば…!(その前に重すぎない荷物を作れ)

ホテルまでの道を飛ばすバス。(シカゴの道はデコボコ)

外は5℃。

良いのは雲ひとつない晴天の空だけ。


…それでも11ヶ月ぶりのアメリカ、嬉しかった。


ずっとずっと子供を望んでいて、挫折と絶望を味わい、いつもどこか寂しい思いで見ていた風景。
(それはドイツ時代も同様)

これからは、将来への明るい気持ちで眺められる。


…お腹の子が無事なら…汗。


調子が悪ければ、シカゴか帰り道の途中でホテルに泊まることも考えましたが、疲れがあるとはいえ張りがあるだけだったので、運転に気を付けながらその日のうちに5時間先の自宅へ帰りました。

今思うと、腹の子が丈夫でいてくれたおかげです。
問題があるとすれば、私。
だから腹の子に感謝しつつ、母親として頑張れるように気を引き締めました。

妊娠してから夜は熟睡出来なかったので(昼寝で賄っていた)時差ボケはさほど苦労しませんでした。

でも、やはり妊婦として長時間のフライトは余りお勧め出来ません。
単なる旅行でしたら、無事に飛べている妊婦さんの前例があるとはいえ、安易に乗らないようにしてください。
止むを得ず乗る場合は、

・荷物を重くしすぎない
・冷え対策の服装
・休める場所の確保
・移動先の病院を調べる
・妊婦である証明を持つ
・同伴者を付ける
・座席はトイレ付近
・水分補給

などをご注意。


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