Lockerな日々
漫画の仕事・アメリカ暮らし・犬・フィギュアなどの日常ブログ。
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DATE: 2010/05/15(土)   CATEGORY: 日常
ロスアンゼルス四日目
両親との旅も、今回はこの日が最後です。翌日には朝から帰国となるので…。

カリフォルニア州に住んでいた方(アメリカンではないけど日本人でもない)が、知人宅で集まったときに「LAに行くなら、近くのサンタ・モニカがお勧めですよ!」
と言っていました。

元々、父親からリクエストがあった場所なので、迷わず旅程の中に組み込みました。

どうお勧めかというと、海岸沿いに続く道路で、ジョギングをする人、大道芸をする人、絵画を描く人などがいて、とてもゆったりとした時間が流れる素敵な所だから…という。

同じ海外沿いの町、サン・ディエゴではゆっくり出来なかったし、ロング・ビーチにも行けないと思ったので、それらの情景を思い浮かべつつ、楽しみにしていました。(残念ながら、当日私達はそれらを見れませんでしたが)

しかもほど近くに、父が「母のために」連れて行きたいという、「ゲティ・センター」という美術館があります。
なので4日目は、今まで父親メインの旅程だったのを母のための日ということにしました。

母は、父や私達が喜ぶ姿を見るだけでもいいけれど、と謙虚でいましたが、有名な観光地を回ることより、自然の中でゆっくりしたいという気持ちだったようです。

朝食はホテルのアメリカンな食事処で済ませ(だいたいポテトとオムレツが定番)、車でダウンタウンから北西に約20分走ると、「ゲティ・センター」の駐車場に到着しました。

そこからが驚きの連続!

駐車場は一日15ドルでしたが、そこから小奇麗なモノレールに乗って、町と海を見渡せる丘の上へと登り、真っ白で近代的な巨大建造物に着くと…


えええええ、入館料無料ですか!!


そこはなんと、ゲティさんの個人所有の美術館。
彼の慈悲の心で入館は無料だそうです…。
(ガイドブックで事前にそのことを読んでいたのにすっかり忘れて、マジ驚いた自分)

実際、働いているスタッフさん達はご高齢の方が多かったので、もしかしたらボランティアかもしれないね、と家族で話していました。

土曜日だったのでとてもたくさんの観光客で賑わっていましたが、昨日のメキシコと正反対の雰囲気。
ジャンルごとに分かれた建物を庭でつなぎ、みな好きな場所から好きなときに出入りして、カフェや芝生、噴水の上でゆったり、まったり。

…日陰が超寒くなかったら良かったのに…。

152.jpg
写真忘れてた汗。ダウンタウンのビル郡が見えます。

ダヴィンチ特集をやっていて、美術学生でしょうか、みなスケッチブックを手にして、巨匠のノートの走り書きラフ画を熱心に模写しています。

私は作家の立場なので(もちろん、かの巨匠と同じ立ち位置などと大それたことは言いません笑)、人様に見せるためのものじゃなく、自分の覚書みたいなアイデア帳のラフ画を、何世紀もずっと後に世界中の人に見られて、しかも熱心に模写されるなんて、ダヴィンチさん、恥ずかしく思ったりしてないのかな…なんて眺めてました笑。
(それを家族に話したら、旦那様が「本人知らないことでしょ」まあ、そうだけど。空の上から見てるかもじゃーん)

大好きな人の絵は、落書きだって欲しいものですよね。笑

でも、私も完成された絵画よりも、素描、スケッチの絵を見るほうが興味深いです。それこそ人に見せるために描いたものではないので、その人の画力が解るし、ダヴィンチさんのを、

「マジでうまい!!」

って唸りながら眺めていましたヨ。(←当たり前殴)

綺麗にペンを入れてトーン貼って完成させる絵より、下描き線を生かした鉛筆画で完成させられたらどんなにいいか…、と私もいつも思います。ペンはいつまで経ってもなかなか思うようには引けません。
(しかも悲しいことに、まとめ買いしたペン先が調子悪いものばかり笑)
あ、私の力量の問題か…遠い目。

特集コーナーのお土産店では絵画道具が売られていました。
そこでひとつの本を発見。

鉛筆、木炭で描かれた、動物の描き方の本です。
父が持っていた本(それも英語だった)にとてもよく似ていて、懐かしい気持ちに。
当時その本を小学生の頃、穴が空くほど眺めていました。
実際に参考にしたりして、私が動物を描く基礎になったと断言してもいいです。
嫁入り道具にしたかったのですが、姉もいたので叶いませんでした笑。

(最近、私の漫画についての批評家レビュー(ドイツ語)をぐーぐる翻訳で見て発見、「女性のキャラクターは呆れるほど漫画的でつまらないが、動物の描写、表情は天才的で、文句のつけようがない」とありました…気持ちがびゅーんと下がってビューンと上がる批評をありがとう。まさに自分の得手不得手を見抜いておるのぅ…笑)

で、思わず買ってしまいました笑。

もしかしたら描いたことのない動物の勉強になるかもしれないし、なにより

「子供が生まれ、その子が美術に興味を持ち始めたら、この本がきっと宝物になるはず」

が理由でした。
我が子は動物好きでなければなりません。笑

話が脱線しましたが…遅めのランチを済ますまで、私達はそこで満喫しました。
連日の疲れもあるので、一応のコンプリートはしましたが、ほぼ早足でした笑。
ただ、ドイツで資料として集めていた、中世の本の本物!が展示されているエリアだけは、全て写真に収めるまで家族を待たせた私。ごめんねぇ~。
まさかアメリカで資料集めすることになるとは笑。

ゲティさん、貴重なコレクションを見せて頂いて大感謝です。

センターのレストランは量も多いし高そうなので笑、その下のカフェでランチした後(十分美味しかった☆)、モノレールで駐車場へ戻り、いざ、サンタ・モニカの海岸へ!

海岸沿いの駐車場(有料)に到着後、海岸を眺めに行ったら、両親がどんどん海の波打ち際に行くので、付いて行く旦那様に委ねて、私は手前で記念撮影撮りながら待ちました。
(お出かけ用の靴に砂を入れたくなかったのサ~ていうか、そのときテンションがなぜか下がっていた↓↓)

ああ~、映画「シティ・オブ・エンジェル」で、天使達が朝日を浴びていた海岸みたいだ~、と感慨に浸りながら撮っていたら、日光浴していたおじさんにじろっと見られちゃった汗。

後から聞いた話によると、母はこの海岸で砂の上を歩き、波打ち際に行けたことが一番楽しかったそうです。
海なら日本にいてもいつでも行ける距離ですが、慣れない海外で街中を観光する中、自然の中でゆったり出来たのが嬉しかったのでしょう。

次回もしアメリカに来て貰えることがあったら、絶対に連れて行きたいのが「イエロー・ストーン国立自然公園」なんだけどなぁ…。野生の鹿、バイソン、クマに会えるよ~。

海岸の後は、晩御飯に決めていたレストランが駐車場のすぐ近くということがあって、サンタ・モニカの町の中心街が遠く、車での移動は断念。
タクシーを使って向かった先で、道に迷っていると…

232.jpg
有名な「桟橋の上の遊園地」の看板を発見!!

父が「ターミネーターで出てきた桟橋だ!」と喜んでいるので、「どのシリーズ?」と聞くと「ドラマ版」と言い、へぇ~、ドラマ版があるんだ~、と思っていると母が付け加えて「ジョンと友達のターミネーターがね…」と言い出すので

「ヘイ、ネタバレストップ!!笑」

映画情報誌を買ってないし、テレビも観ないので情報がないのサ笑。


とにもかくにも、桟橋の上の遊園地、観光客の波に混じって行って来ました。
ガイドブックには「なんと入場料無料」と書いてありましたが、各アトラクションごとにお金を払うシステム。
なんてことない、そのシステムもそれぞれのアトラクションも、ドイツで毎年遊んだ川辺の移動遊園地とそっくりで、「ああ、懐かしいな~」という気持ちで眺めました笑。

237.jpg
桟橋の上に常設された遊園地。年中楽しめるそうです。

238.jpg
ここは、有名な「ルート66」の最後の地点でもあり、看板がありました。

「ルート66」とは、アメリカ開拓時代、東から西に向かって鉄道を引きながら作った道のこと。
現在は各パーツごとに名前が変わり、ハイウェイ、一般道と分かれていますが、開始地点のシカゴまで続けて走ることは可能だとか。

うんうん、開始地点のシカゴから飛んで来て、終着点のここまで歩いて来たんだねぇ…。

…実は…。



実は、ここは私達夫婦にとって思い出の場所になるはずでした。


また話が反れますが、不妊治療院で本格的に人工受精を開始する前の、今回が最後の自然妊娠トライでした。
このサンタ・モニカの桟橋をテクテク歩いているときに、私はお腹の中で

「パッチーン!」

という痛みを感じ、「イタタタタ~っ」となったわけですが、それが恐らくタマゴちゃんが「ぽーん!」とお出ましになった衝撃かもということで、「もしかしたら…」と期待感に小躍りしました。

空港で形が検査に引っかかるのも嫌だったし、両親がいるところで調達するのもちょっと…だったので、タマゴちゃんお出まし検査薬は今回使えないばかりか、破損が怖くて基礎体温を測る体温計も持てなかったので、全て自分の体調が頼りだった今回の周期ですが…


ハイ。





…駄目でした…。



病気が判明したのも今日より数日前だし、仕方がないのかなぁ。
旅行後また出張に行っていた旦那様がもうすぐ帰って来ますが(旅行前は引越し直後から3週間も行っておったのだよ~)、嬉しいニュースで出迎えられなくてものすごく辛いです。

これで、我が子は人工的な処置でご誕生となる決定が、やっぱりちょっと切ない。
なんだろう、両親が運命の日を勝手に決めてしまったような、罪悪感。

人工的なことでも、そのときに生まれるとベイビーが考えたから運命の日が来たのだと思えば、気持ちは楽になるでしょうか。

治療しないと授かれないご夫婦がいるように、私達もその手段が最善なのだから、ここは割り切らないとね。


出来てるかな、どうかな、とわくわくしている最中、一緒に語学学校に通っている先輩といつも、授業の後に「あと○○日で解るね~!女の子だったら、ミドルネームはモニカでしょ!男の子だったら、サンタ?(それはない笑)」って、笑い合って楽しい時間を過ごしていましたが…。

先輩ごめんなさい。良いご報告が出来ません…。
いつもいつも毎月撃沈してばかりで、だけど今回は自分の中で自信があっただけに、いつも自分のことのように一緒に一喜一憂してくださっている先輩にどう打ち明けたものか、すごく悩み中…。

凹…。



ブログで詳細なく辛いことがありましたって書いたときは、大抵このことだったんです凹。


父が帰りの空港で「人工受精、うまくいくといいな」と言ってくれた言葉を胸に、前に進んで行こうと思います。


話は戻り。

243.jpg
桟橋で過ごしていたら、結構な時間になったのと、疲れで街中に出る余裕がなく、そのままタクシーで夕食に決めていたレストランまでGO。

旅行の初日にホテルのラウンジで海鮮を食べましたが、今度はもう少しアメリカンでラフな海鮮料理店。
アメリカンのレストランの特徴は、テーブル席の周囲がブースになっていて、音楽がガンガンかかっていること。
料理はとても美味しかったのですが、音楽がすごくて、慣れていない父が無口だったのが残念でした…。

その後、暗くなってきていて(5月始め、日没は7時半くらい)、駐車場まで歩く間に上の素敵な写真を撮りました。

後で父が母に言っていたそうですが、歩いたそのエリアはガイドブックによると、夜は危険地帯だとか汗。
何かあったら、自分の身で妻と娘を守ろうと誓いながら歩いていたそうです。
父よ…涙。

車でホテルに戻り、最後の夜だから、ということで、ロビーにあるバー(真ん中の円筒の周囲にぐるっとある)でお酒&スウィートタイム。
旅の思い出話を肴に、ゆったりと楽しみました。

私はチーズケーキ、旦那様はチョコレートケーキ、父はティラミス、母はキャロットケーキ。
どれもチョー美味しかったです。
アメリカの甘味処は殺人的な甘さですが、ここのは上品な甘さで、全部無理なく食べられました。

スケジュールはゆったりと入れていましたが、やはり短い日程、回れるところを回っていただけに、ゆっくりと親子で会話をする時間があまり取れず、それが残念でした。
話したいことがあったのに、と後日後悔するほど、話したいことって当日はなかなか出てこないんですよね。

私は昔からそうなんです。
話したいことがたくさんある友達に、いざ会えると、それで満足してしまって、肝心の話を忘れてしまうという。
話すことより会うことのほうがきっと、重要だったんでしょうね。
話すだけなら、電話やメールで出来るけど、側に座って、顔を見て話をするときは、内容はそれほど重要ではないのかも。

一時帰国したら、たくさん他愛のないことを話そうと思います。

さあ、翌日は帰国日です。

が、私達夫婦は両親と一緒にホテルをチェックアウトしますが、あと1日滞在しますよ!

拍手たくさんありがとうございます!
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