fc2ブログ
Lockerな日々
漫画の仕事・アメリカ暮らし・犬・フィギュアなどの日常ブログ。
DATE: 2010/09/09(木)   CATEGORY: 不妊治療
はがゆい。
※訂正があります。

本日は通院日でした。

朝は休む時間がないので一気に行きますが、帰りは休み休み。
しかし、このアメリカ、日本でいうサービスエリア(パーキングエリア)、こちらでは「レストエリア」と言いますが、ひとつひとつの間隔が長すぎる!!日本のサービスの良さが身に染みます。(狭いからか…有料だからか…)

休むために入る判断を誤ると(まだ大丈夫とか)、大変危険です。

今回も、途中、ランチ(アメリカで初めてひとりランチした!)に寄って休んだものの、そこから家に着くまでの間に、唯一のレストエリア(ひとつ閉鎖してる…)に入るのを逃したら、

…危険!!危険でした!!

通い始めの頃は通しで往復できてたんだけどなー。


最近はめっきり、もたないヨ。orz


さて、写真UPのための加工の気力がないので、このまま本日の通院のことを記事にしますね。ヘロヘロなんでもう寝たいところなんですが、時間が決まっている薬と注射のおかげで、簡単に寝れません。orz

畳みます~。

私の病気の有無は…??

拍手いつもありがとうございます!!昨晩の注射は今までで一番痛みがなかったんだけど、なかなか針が刺さらなくて汗。刺さらないと恐怖が増すさ笑。
本日はウルトラサウンド(超音波検査)と血液検査と聞いていました。
あと、黄体ホルモン(子宮をふかふかにする手助け)を増やす?HCG注射を打って貰いに。

このクリニック、この注射はナースが打ってくれるんですよ。

だから、ナースに「抗リン脂質抗体症候群」の有無を確認できる!と思い、質問事項を前夜に用意して行ったんですが…。(普段のウルトラサウンドと血液検査は専門の人がやるので、ナースと話す機会はない。ドクターとももちろんない)


クリニックに到着後、やたらと機嫌の良い受付の方と挨拶を交わしてほどなく、呼ばれて中へ。
まずはとにかく最初は血液検査です。

今までは、「このときだけさ」と我慢してましたが、毎晩の注射のこともあって、流石に嫌な気分でした。

ぷすぷすぷすぷす…私は針山か…。(英語でも、注射を打ってばかりの人を針山と言うそうな)

止血ガーゼを止めるのは「テープとバンドエイドとどっちがいい?」と聞かれ、どうせ、かぶれるからどっちでもいいけど、バンドエイドのほうが通気性いいかな、とバンドエイドをお願いしました。
※このチョイスが後で功を奏します

その後、個室にナースが来て、HCG注射を腰にぷすっ。
前回のは痛かったんですが(針が恐ろしく長いし筋肉注射だから後後まで痛い)、今回はほとんど痛くなかったです。毎晩打ってる痛みで麻痺したか笑。

ナース「今回の血液検査の結果で、今後の薬の処方量が変わるから、午後に電話します」と言われて診察終了。

あれ?ウルトラサウンドは??

ナース「今回はないですよ」

(こちらで妊娠出来た方の体験談では、このタイミングでウルトラサウンドをしているし)…なんで、前回の指示と違うんだろう、と疑問になりながらも、質問せねば!とナースに迫りました。


「抗リン脂質抗体症候群」と英語で書いたメモを見せて、私はこれ?と尋ねると。



「あなたの詳しい数値のカルテはもうひとつのクリニック(車で1時間離れた所にもうひとつある)にあるから、詳細は私には今解らないの。ごめんなさい」




…いつも質問を用意しても、予期せぬ答えが返って来るものですが、今回も出ました。しかも新手の返答。



「か~ん~じ~ん~な~こ~と~を~!!」←心の叫び。


するとナース、今日の電話でこの病気の有無を教えてくれる、と言ってくれました。

その他にも色々と質疑応答を試みましたが、ほとんどの単語が聞き取れない&理解出来ない私に、ナースは頭を抱えます。

「英語が理解できる人は連れて来れないの?助けて貰えないの?」

いつもの言葉が出ます。

「私の夫はとても忙しいし、友人知人も忙しい。小さい子供もいるので、遠くに離れられないんです(学校の送り迎えがあるし、子供だけの留守番は法律違反。彼らが休みのときはクリニックもお休みです)」

しかも、英語が出来るといってもネイティブランクか、よほど勉強と知識を積んでいないと、「医療用語」を理解するのは至難の技です。みんなとても苦労しています。こちらに長い方でも、英語での名称は知っていても、逆に日本語にするとなんなのか解らないということも。

しかも、「不妊治療」という、とてもプライベートでデリケートな分野ですから、第三者には介入して貰いにくい。(治療のことは打ち明けていても、その非常に細かなプロセスを話せる人は限られます)

だから、

「(私ひとりで)I try」
(※実際、I tryと言ったのに、I'mと書いてしまいました…汗。しかし正しくはI challenge?)

と言いました。

すると、ナースは…

「あなたはいいのよ!」

と気遣うように笑って首を振りました。


ナースのこの言動に、私はとても感動しました。

もう帰国された会社の先輩の奥様が、治療のことを知った上で私にこう言ってくださいました。

「あなたは周囲に気遣っているけれど、無理をしなくていいのよ。今、あなたがやっていることは、あなたにしか出来ないことで、誰かが変わることは出来ない。あなたはあなたのことを最優先に考えて」

この言葉にどれだけ救われたか。(ありがとうございました)

ナースの言動は、この言葉と同じ意味であるのだと受け取ったのですが、間違いはないといいな。


さて、有難く感動させて頂いたのはいいんですが、肝心のことは解らず終いで未消化なまま、診察は終了。
電話で聞き取るのは更に難しいんだよな~と思いながらも、クリニックを出ました。

で、帰途の最中、「そうだ、腕の絆創膏外そう」と、袖をまくって絆創膏の片側をぺり…。

いつも診察が終わってから、かぶれるのを防ぐためにすぐ外すので。

ぺりり…。べろん。




!!!!!!!





止血用のガーゼが血でぐっしょり…。
その重みで絆創膏がぷらぷら~。

針の跡が青痣…。




そっと絆創膏を貼り直し、見なかったことにしました。




血をさらさらにする薬、きちんと働いてくれているようです…。
(旦那様に話したら、ビビってました笑)


これから怪我に注意しないとね☆


気を取り直し、休憩を兼ねてランチに。
自然派?のファストフードで、お気に入りのところです。でも全米にはないみたい。そして近所にもない笑。

店員さんがとても親切なのも特徴で、私のつたない注文にも即座に「これをこれこれね!」と察しを付けてオーダーを取ってくれました。ありがとうー。

で、平日の昼なので、ジジババ様方に混じって(アメリカですから。ファストフードはジジババ様達のご用達店です)もふもふ食べていると、携帯がテルル~♪

相変わらず、英語読みの名前で確認され、気にしないで受け取ると、今回の検査結果を教えてくれました。

検査結果は全く理解出来ませんでしたが汗(いつも彼女、早口なのよ…)、「good」という言葉は聞き取れたので、ヨシとしましょう。(ヲイ)

薬は今までのをそのまま続行だそうです。


…つまりは?



結局、「抗リン脂質抗体症候群」のことを聞き取れなかったので、私が持っているのかどうなのかははっきりしませんでした。(駄目駄目…)病気の英語名の正しい発音を勉強して来なかったので、確認の取りようがなく。(駄目駄目…)

しかし、非常に聞いたことのない単語の後に「27」という数字を聞き取りました。


27という数字と、処方が今まで通りの薬。


帰宅し、ネットで調べて見ると、一件、「抗リン脂質抗体症候群」で不妊治療中の方のブログに、この病気を決定付ける「抗カルジオリピン抗体」の数値が書かれていました。
私よりちょっと少ない数値ですが、基準値より大幅に多いそうです。

基準値も数値の判断も、アメリカと日本とでは違うだろうから、一概に参考にはなりませんが、


もしかするともしかする。

これから機会がある度に確認していこうと思います…。


まあ、注射続行は変わらない現実ということで。

ぷすぷす今夜も頑張りますわ~。
※血液検査の血は帰宅後に止まってました☆服、お気に入りのだから汚れなくて良かった…。
関連記事
Copyright © Lockerな日々. all rights reserved. template by レトロメカニカ. FC2BLOG page top