Lockerな日々
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DATE: 2010/10/01(金)   CATEGORY: 不妊治療
妊娠までの行程
時間の経過が多すぎて、どういう形式で書き綴ろうかと悩んでますが…とりあえずのところ、今回成功した人工受精の今までの過程を箇条書きにしてみます。

・8月中旬、妊娠可能か血液検査&超音波検査→OKが出る。
・8月下旬、人工受精 処置後、薬の投薬、注射開始
・9月初旬、妊娠継続可能性にかけて血液検査、HCG注射
・9月中旬、妊娠検査の血液検査にて陽性判定→妊娠
・9月中旬、妊娠継続の経過観察のための血液検査
・9月下旬、妊娠後初めての超音波検査→胎嚢確認

人工受精の前後にもクリニックに足を運んでいます。
全米屈指の人工受精の権威であるというドクターのクリニックに転院してから、2度目になる今回の人工受精。
結果的には成功し、スムーズに進んだかに見えますが、色々と細かく紆余曲折がありました。

前回の失敗を踏まえて、こちらからハッタリをしかけたり笑。

箇条別に細かく解説しようと思いますので、続きは畳みますね。
区切りの良いところで記事を分けます。

拍手たくさんありがとうございます…!
無事に生まれてくれるまで、完全な安心は出来ませんが、それでもこの奇跡に感謝し大切にして行きます!
コンタクトを取らずとも気にかけてくださっていた訪問者様にも心からお礼申し上げます。

余談ですが、アメリカでは通常、自然妊娠の場合は妊娠判定が出ても、病院での検診と超音波検診は8週目からだということです。
一番やきもきする期間、何も確認出来ないなんて、妊婦さんは辛いだろうなぁ…。
日本じゃ、行く度に内診&エコーなど細かく見てくれるのが当たり前のようですが、アメリカでは基本、医療費が高いせいもあるようです。国民保険みたいのはないし、患者それぞれの負担額の開きがありすぎるからではないでしょうか。

不妊治療はその点、経費もかかるとはいえ、自然妊娠よりも不安定なケースが多いというのもあるのか、5週目から超音波検査をしてくれます(7週目で卒業し、8週目からは普通の産科での検診になります)。まだ卵にしか見えない胎嚢の状態から我が子の様子を見守れるなんて、治療を頑張って来た夫婦の特権ですよね。有難いです。
旦那様の長期出張も終わり(とりあえず今年の分ね)、晴れて生理を迎えてからクリニックへ電話。
生理一日目がDAY1という数え方で、その後の処置の日取りが決まって行きます。

DAY3の、出血中だろうがなんだろうが、血液検査と超音波検査で、今回妊娠に対して適しているか、問題はないかの検査をします。
OKが出て、電話で薬の指示が出ました。

「卵を育てるクロミッドをDAY5~DAY9まで飲むこと」

しかし、その指示に私達は憤慨します。

前回失敗したときは、私の体はクロミッドが効き過ぎ、卵が大きくなりすぎて正常な排卵をせず、人工受精をしてもオタマと出会うことは出来ませんでした。
(受精しても着床できなかったという可能性もあるけれど)

なので、そのことに対してクリニック側に詰め寄ると、

「クロミッドを半分に割って飲んでください」

と指示を変更してくれました。

そして、日本と違って、卵の育ち具合の経過観察がないのを不安に感じていた私達は、一度超音波検査で見てくれないかと希望しました。

それも聞き入れて貰い、排卵検査薬開始と同じ日であるDAY11に、クリニックにて超音波検査をしました。

「卵が17mmと12mmのふたつある」

と言われ、大きすぎでないことに安心しました。

が、安心はつかの間。ナースが

「卵はいいんだけど、あなたの子宮内膜が3.7mmしかなくて、薄すぎる。このままでは、人工受精は出来ない」

人工受精には10mm必要という病院が多い中、人工受精予定のDAY14の三日前にしてこの薄さは絶望的。

クロミッドの副作用で子宮内膜が薄くなることはあります。
しかし、ここのドクターはそのために体を休ませるインターバルを置くし、私達も旦那様の出張が重なったことで自然とインターバルを置いて(前回の失敗は5月)いたので、副作用とは考えにくい。

子宮内膜の薄さは体質ということで、かなり凹みました。
薬でどうこうできる問題ではないんです。

「DAY14にもう一度超音波で調べるから、それで今後を決めましょう」
とナースに言われ、諦めてはいけない!と


大豆攻めの3日間突入。


ネットで調べると、イソフラボンが内膜を厚くするというので、大豆アレルギーになってから敬遠していた大豆製品をしこたま買い込んで、納豆をかっこみ豆乳をガハガバ飲みまくりました。

食道が腫れて苦しいけど構うものか…!!


そして。


DAY12から排卵検査薬を使用したのですが、旦那様と相談して

「私達は家からクリニックまで車で片道4時間。もし土曜日陽性が出て、その日のうちに処置となったら間に合わないかもしれない。また、卵が大きくなりすぎてから陽性が出た前回の例もあるから、ちょっとでも陰性の色が陽性に近付いたら、嘘にはなるけど"陽性"だと報告しよう!」

このクリニックは、平日の昼に調べて陽性反応が出たら、すぐに電話をして翌日の人工受精のアポを取ります。
週末の場合は土曜日は朝調べて、その日のうちに。日曜日は月曜に繰越です。

市販の検査薬よりも感度がいいのでそういうことが出来るのですが、陽性が出てから48時間以内に排卵するとはいえ、48時間後なのか、陽性が出てすぐなのか、誰も正確なことは解らない。
しかも、私はとても精神的なことに左右されるので、陽性が出てからクリニックに辿り着くまで、不安が大きすぎて排卵のタイミングをずらしてしまう危険性がありました。
(検査薬で陽性と出ても、十分に遅れるor排卵しない可能性はある)

DAY14に超音波検査をすることははっきりしていたから、この際、(実際、前回はDAY14で陽性が出た)その日に陽性だと言ってしまおう!と。

幸いにも?前日の検査より検査薬が少し強く出ました。陽性とは言いがたいですが、変化は変化。
私達はかなり早い時間に家を出るので、私の運転で道すがら、旦那様がクリニックに「陽性が出た」と(嘘の)報告をしました。

「とにかく来てください」

との返事を受けてクリニックに到着。

目下の心配は、子宮内膜の厚さ。

超音波検査を受けると…

「卵は24mmと17mm。24mmのは大きすぎるけど、17mmのが最適ね。内膜も8.2mmになっているから、今日、人工受精しましょう」


やった!!


私達は喜びました。


早速、48時間以内に排卵するようにHCG注射を打たれます。
お尻の筋肉注射なので結構痛いのですが、前回は打たれなかったのですごく嬉しい。

その後、旦那様が呼ばれて、オタマの採取。
それを洗浄し、良し悪し(元気の良さ)をより分けてから、特殊な液で元気付ける処置が2時間近くかかります。
その間もわくわくしながら待合室で待ちました。

今回で一番わくわくしていた時間だと思います。


妊娠検査をわくわくというのはあんまりないんですよ。
胎嚢確認のときも、不安のほうが大きかった。

なぜなら、私の場合はそのどちらも出血していたからです。


やっと呼ばれて、旦那様と共に処置室へ。
人工受精自体は3回目になるので、緊張せずにいた所、担当だと思っていたナースとは違うナースになってちょっと不安。ここのクリニックは人が一貫していない。笑

ドクターはとても忙しい人なので、処置自体はナースがします。というか、最初のカウンセリング(打ち合わせ)と不妊原因を探る卵管造影のときしか、直接ドクターのお世話になりません。
後は、影からナース達に指示を出しているので、間接的にお世話になっている形。

それでも私達は何度か通過中のドクターと出くわすことが多く、あのラテン系カリスマ微笑にいつも助けられました。

さて、人工受精ですが、子宮口を固定する器具を入れて固定されるときが結構痛いです。
中を挟まれて、カチカチと伸ばされるので目を顰めながら耐えます。

(最初に入っている容器で名前確認済みの)オタマを細長い注射器に入れて、私の子宮内に注入。
そのときも、卵管造影の4分の1くらいの痛みがありました。
歯を食いしばって耐えます。笑

10分大人しく横になってから、終了。

「翌日は8時に来てね」

ナースからの指示。

ここのクリニックは人工受精の確率を上げるために、連日計2回、処置をします。
前回は1回きりしかして貰えなかったので、私達は喜んだものの


「え、8時」


ワンコの散歩があるから、3時起き…ほとんど夜中じゃん…。

でも笑顔で「わっかりました!」



翌日、HCG注射以外は前日と同じことの繰り返しです。
この日の処置は、前日の器具の痛みが残っていたので更に痛く、オタマ注入時には卵管造影の3分の1くらいの痛み。
前日は黙っていましたが、もう処置は全て済んだので、旦那様に痛み度合いを訴えましたヨ。笑
痛さを耐える妻に遠慮してオタマ出にくくなったら困るから、前日は黙っていた。笑
でもなんだか、この痛みが成功に繋がるような気がしました。
(失敗した)前回はそんなに痛くなかったので。(痛みは関係ないのかな)


連チャンにヘトヘトな私達、しかし妻のほうはこれで終わりではない。


2回目の処置後翌日から、子宮内膜をふかふかにする手助け(薄すぎるのを厚くするほどではない)の黄体ホルモン(膣座薬一日2回)投与、に加え、

ベイビーアスピリン81mgの一日一回服用、

Lovenoxという低分子ヘパリン皮下膜注射一日一回。
(上記ふたつは、血液中に血栓を作らせないための血液をさらさらにする薬)


またまたそれに加えて、私の持病のホルモン剤一錠、総合栄養サプリ一錠、葉酸一錠も続けます。

2週間後の妊娠検査まで、結果が失敗だろうと続けなければなりません。


アスピリン投与と皮下膜注射は、普通、「抗リン脂質抗体症候群」という、胎児を異物とみなして攻撃し不育症にいたらしめる抗体を持つ女性に処方されます。
だから私もその病気なのかと不安でした。

言葉の壁があってなかなか事実に辿り着けない。

ある日、持病の血液検査結果を電話で下さった(日本人ドクターのいるクリニックの)ナースに相談すると、ドクターが仲介してくださるというのです。
その有難い申し出にすがり、お世話になっているドクターに不妊治療院のドクターへ問い合わせして頂きました。

そして得た返答。

「抗リン脂質抗体症候群ではないのですが、甲状腺機能低下症を持つ妊婦さんも稀に、甲状腺を攻撃している抗体が抗リンの抗体と同じ働きをして胎児を攻撃する危険性があります。自然妊娠の場合などには低下症でもあまり薬(注射)が処方されることはありませんが、不妊治療の観点から、その危険性を回避することがあるので、あなたも処方されたということです」

なんと、持病のせいでした。

抗リンの場合は、その抗体の種類のどの抗体がとれだけ強いかによって、薬の投薬期間が初期~出産までと異なります。

低下症の場合は初期のみ、つまり12週目まで投薬すれば危険は回避されるとのことで、12週目まで注射を続けるように、とのことでした。

途中で終了できるのは嬉しいですが、もし妊娠していなかったら、また人工受精処置のたびに打ち直していくそうで…。


明るい未来なんだか違うんだか。



それでも注射を頑張りながら、人工受精処置一週間後、アポの取れた翌日のDAY23にクリニックへ行き、薬の投与量の調節のための血液検査と、黄体ホルモンを助けるHCG注射を打ちました。毎晩の注射のせいでしょうか、あんまり痛くなかったHCG注射。笑

電話で、薬の量はそのままでいいと報告を受け、

「DAY31に妊娠検査に来て」

それは、生理予定日の翌日でした。

HCG注射を受けると、失敗したとしても2~3日生理が遅れるといいます。
しかも、その注射の影響で偽陽性が出るので、それまで市販の妊娠検査薬が使えません。

生理予定日に出血はあるまい、と思いながら、

「いつも(生理前)より体がとても楽」

な日々を過ごし、頼りは基礎体温の高温が続いていることだけでした。

アメリカは基礎体温を参考にしません。
だけど、これはとても妊娠の参考になります。

以前の記事に、「とても凹んでいます」と書きましたが、実は基礎体温が下がった日でした。

しかし翌日にまた上がり、その代わりにおりものに色がつく「茶オリ」があり、それが生理予定日の前日。


そして生理予定日当日に、茶色い出血(たまに少し鮮血)が続き、すごく不安になりました。

卵が着床するときに子宮内膜を溶かしたときの出血(着床出血。数日かけて出てくる)、子宮が延びるときの出血、など、色々な説もありますが、生理予定日の出血は本当に怖いよ。

毎日の注射が血液をさらさらにするから出血しやすくなっているとはいえね。


さあ、翌日の判定日以降のことは、また次回の記事に。
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