Lockerな日々
漫画の仕事・アメリカ暮らし・犬・フィギュアなどの日常ブログ。
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DATE: 2013/02/05(火)   CATEGORY: 妊婦生活
アメリカ両親学級その2
2042013c.jpg
週末のお天気。とても寒々しい朝でございました。

そんな中、両親学級に行って参りましたよ。
出産に関する教室で、本来は2時間毎の、毎週4回でひとつのクラスなんですが、平日連続で来ることが難しい夫婦のために、後日、週末の一日にどかんとまとめて
「8時間ぶっとおし」クラスが催されます。
私達は平日でも一応通えたんですが、旦那様が急なトラブルで行けなくなるのも困るし、夕飯の時間帯なので「一度に確実に受けたほうがいいね」ということで、「ぶっとおし」を希望してました。

で、受けて来た感想ですが。

毎週だって2時間拘束はキツイにはキツイですが、やっぱり「ぶっとおし」は大変だった。
トイレが最低1時間ごとに行きたい妊婦にとって、2時間毎にたった5分しか時間を貰えない休憩はしんどいし、会場が病院の地下なので寒い。アメリカ人は東洋人より体温が高いので、半袖の妊婦さんすらいましたが、私は硬くて冷たい椅子に自分のダウンコートを敷いて座り、旦那様の上着を膝に掛けて受講してましたよ…。

最後のアンケート用紙に、しっかりと上記の不満を訴えておきました。笑

さて。不満はいいとして。

今回は「アメリカ人なら平日受けられる余裕あるかもだから、人数少ないでしょ~」と失礼な余裕をこいて向かいましたらば。(欧米人は時間になるときっちり帰る性分)
私を含めて7名の参加。思ったより多かった。ごめんなさい。
前回の「帝王切開クラス」と被っている方もいました。お初の方も。さすがに長い時間になるからか、最初に妊婦さんが講義するナースに自己紹介。
「自分とパートナーの名前・出産予定日・何番目の赤ちゃんか・担当Dr.の名前」
私はそれに、「日本から来た」というのを加えましたが…全員同じDr.。当たり前ですね、ひとりしかいなかったんだから。笑

まずは、妊娠前と妊娠後(臨月)の女性の体内の様子を絵で説明され、うわ~、腸と胃と膀胱がぺったんこ!とびっくり。こりゃ便秘と膀胱炎になるわ…。
それからビデオを交えて、陣痛・分娩の様子を説明。
例の如く、英語がほとんど解らないのと、朝早いのと、疲れで結構ウトウトしてしまいました…。
講義するナースは8時間本当に「ぶっとおし」でひとり、立ちながら喋り続けてましたよ。凄い体力だと感心しましたが、そうしないと務まらないのがナースというお仕事なんでしょうか。
ただ、体を揺らしながら話すので、見ている私は酔いました。笑

ナースの言葉の説明の理解は旦那様に任せて(でも3割くらいは解ったかな)、ビデオ映像はしっかり観ておきました。ただ、時代が古い。笑
分娩台がまだ単なるベッドです…。アメリカはそういうものだと勘違いして観てしまいました。
なぜか、白人ではなく、それ以外の人種の妊婦さんのケースばかりナースは選んで見せます。たまたまなんでしょうか?東洋人は、ベトナム辺りの方でしたが、緊急帝王切開になったケースでした。
それにしても、観たケースのほとんどが自然分娩。無痛が主流のアメリカで、これは驚きでした。
入院していい頃になるまでひたすら自宅で陣痛を耐え、入院してからもナースのチェックを受けながら分娩まで耐え続け、いざ分娩、出産に至るまでの時間が、だいたい6時間~12時間くらいでした。
アメリカは陣痛が長引くと、医療的処置をしてすぐ産ませるそうです。日本のように30時間耐えるとかはありません。
胃に何かを入れても、消化することはないので無痛・帝王に備えて何も食べず・飲まずが通例。
ほとんどの妊婦さんが陣痛室で、夫・母・姉妹・担当の助産師と共に頑張り、そのまま出産していました。(緊急帝王の場合は夫のみ付き添い)
陣痛・分娩部屋に入れる身内の男性は基本、夫だけのようです。初産のケースだけを扱っていたからなのか、上の子がいる様子もなく。

また、本陣痛の見分け方は、胎児が動くかどうか、だそう。胎児が動いているうちは、前駆陣痛らしいです。
本陣痛が始まり、破水に至らない場合の人工破水の様子、胎児の様子を見る装置などの説明があり、実物を妊婦さんに回してくれます。また、点滴の管を使って、胎児にへその緒が巻きつくケースを説明してくれるんですが、その際に実際、ここの産婦人科医が遭遇したケースで…
分娩間際の妊婦さんの胎児の様子をウルトラサウンド(エコー)で観察しているときに、心拍数が定期的に下がるのでよく見た所、胎児が自分のへその緒を握り締めていたという。離すと心拍は戻り、また握ると下がる。
なんと危険な胎児…。まあ、異常でないと解って良かったのでしょうけど。笑

さて、半分の行程になって、ランチタイムになりました。それでも時間はたったの30分。
一応、例の旦那様朝食用トウフクッキーは持参してましたが、教室を出て行く夫婦に付いて行くと食堂が。
サンドイッチやバーガーが食べられるというので、試してみました。
お写真撮り忘れましたが…。

うん。まあ、うん。笑顔

病院食だから、一応栄養は考えられてるんじゃないかな、と旦那様は言うておりましたがね。
入院患者が来てもいいんでしょうかね、ここ。

急いで掻き込んで教室に戻ると、ファストフードをドライブスルーして持ち込んで来てた夫婦、買って来てあったサラダなどを食べている妊婦さん、といずれにしても日本の妊婦さんが食べるものではなく。
でもアメリカン妊婦にとっては、サラダは妊婦として当然の健康食なんだと思います。

教室の隅には、氷できんきんに冷やされた硬水ペットボトル、お菓子の取り放題コーナーがありました。
受講の間も、食べ続けている妊婦さんも。
私はいずれにしても糖分・添加物が駄目なので、記念にシュガーフリーのお菓子を貰っておきましたが、旦那様が試しに、とクッキーをひとつ。包みを開けると我が家では漂わない強烈な甘いフレグランスがぷぅ~ん。

旦那様曰く、「こっちの妊婦さんがケイと同じ食生活してたら、多分別の意味でDr.から注意が来ると思うよ」

はい。根本的に体質が違うんでございますね。

全員が時間内に戻ったことに、ナースは感動しておりました。私もびっくり。
失礼ながら、意外にもこの町の皆さま、真面目。
あ、ついでに私以外は全て白人。田舎の町だからこそ、白人が多いんです。

後半が始まり、疲れと戦いながら受講していると…ナースが「これから移動したりするけど、帰っても構いません。けれど、最後まで受けたら、ギフトがありますよ」

実はこのクラスを制覇すると、特典が付くんです。分娩時には何か貰えるらしいし、何かがフリーになるらしい(略語だったのでまだ調べてません)。それが目当てではないですが、貰えるものは頂きたいじゃないですか。笑

それでも最後まで受けるつもりでしたし、参加者全員もそのようでした。
すると、教室を出て産科へ。なんと、産科内ツアー!これは嬉しい内容でした。
で、そのときに解ったんですが、妊婦さん達…私より若干背の高い方が2名ほどで、他は低く。なのに一番腹が小さい私。けして胎児が小さいわけではないので、どういう違いなんでしょうかね。汗
(ちなみに1名以外は全員、初産)

産科に入る手前に、分娩中の妊婦の身内が待機するエリアがあります。なんといつも無人のそこには、じいじ・ばあばが。集まったクラスの間を、男性が通り抜けます。ナースが声を掛けると、「今、産むのを待ってる」とな。
なんと、まさに出産を迎える家族がおりました。
で、産科の受付の横には、保育器が二つあるエリアが。帝王切開になったときなどに、新生児を預かる場所だそうです。よほどのケースでは都会の病院に搬送しますが、だいたいはここで事足りるらしい。
そして中へ。勘違いしてましたが、この病院にはLDR(陣痛・分娩・回復が一部屋で行える)が3部屋、入院室が2人一部屋の5部屋でした。一泊二日の入院だから、相部屋でもいいわけです。ちなみに入院部屋は空でした。
LDRも中の仕様が異なり、どの部屋を使うかは希望出来ず、Dr.の判断に従うそうです。
LDRへの案内の前に、壁に世界地図が。今までここで分娩した妊婦さんの出身地にピンが刺してあります。
ナースは私の顔を見て、「あなたが(日本の)どこの出身かは知らないけれど、いずれここに刺すことになるでしょう」と。
覗いてみたら、日本には3本刺さってました。あら、国際結婚した方でしょうか??
故郷の場所にピンが刺さったら、いい記念です。

LDRのひとつは簡単な仕様。もうひとつは様々な機材、装備が整った仕様。もうひとつは前述の妊婦さんが使用中で入れず。上の子が扉を叩いてパパを呼び出してました。
装備の整ったLDRで、ナースが分娩時のベッドの変形を見せてくれ、「失礼」と分娩時の体勢を実演。
なんと、私が望んでいた、「どんな体勢でも対応する」形式の病院だったことに感動!
「希望を言ってくれれば、どんな体勢で産んでくれても構いません」と、従来の仰向けポーズから、バーを取り付けてそれを握ってしゃがんだポーズから、四つん這いポーズなどなど。
私は尾てい骨を折っているので、上半身を上げたリクライニング形式での仰向けポーズが出来ません。
それに、日本の助産師さんのお話で知ったんですが、赤ちゃんが産道を降りて来る向きからすると、しゃがんだポーズの方がスムーズだそうです。重力も働くし、頭が丸いまま産まれて来る子も。母親が自ら手で頭を受け止めることも出来ます。
ただし、それはそれらが冷静に出来る、問題のない妊婦さんに限る。だから私も頑張らねば。

分娩室、帝王切開の手術室は見せて貰えませんでした。分娩間際の妊婦さんがいるからかもしれません。
それでも、思った。

息子よ、このLDRで産まれたいね!(サムズアップ)

産科から地下の教室に戻る際に、シーツとタオルを渡されました。
教室に戻り、旦那様が座った椅子の前にシーツを敷き、奥さんがあぐらを掻いて座ります。
ビデオで観た、陣痛対策の呼吸法を練習するためです。

鼻から息を吸い、口から吐く。例の「ヒッヒッ、フー」もやりました。(あまり吸えませんね、あれ)
でも、なぜか氷を直接手に握って、握りながら・離した後、で呼吸をします。
手に炎症を抱えているので、冷やすわけに行かず、私は氷を握らずやりました。
それから、四つん這いになって、旦那様がお尻を左右から寄せて、痛みを逃す練習。これはまあいいんですが、背もたれのしっかりある椅子に座った妊婦の膝を押して、肛門付近を押しつける、テニスボールで押す、擦る、などの対処は、尾てい骨に問題のある私には出来ません。

…一体どうやって陣痛に耐えればいいやら。汗

他には、旦那様の首に掴まって、旦那様は妻の腰を擦りながら、一緒にスローダンスという手も。途中、妻は手をだらりと垂らして旦那様に寄り掛かります。
…残念。うちの旦那様は私より若干背が低い。笑

最後にバランスボールに座り、ナースが肩を揉んでくれました。
さすがプロ!肩がすっきり!!

そして席に戻ると、ナースが配った、例のギフト。

「今回のクラスを制覇した証書」

でした。笑

分娩時に忘れないようにしなきゃ。

そしてクラスは終了。
疲れましたが、産科が見学出来たのが嬉しかったです。
また、ビデオの出産シーンで赤ちゃんが出て来た瞬間、よそ様の子なのに泣いてしまいました。
頭が出て来たときに、助産師が指差して妊婦に教え、妊婦の母親、妹が「きゃ~っ!」と歓喜の声を上げたシーン、ああ、赤ちゃんは、祝福されて産まれて来るし、そうであるべき。そして赤ちゃんの母親も、やっと報われる。

そしてアフリカ系アメリカンの赤ちゃんが生まれ、カンガルーケアのときにあくびをした際、後ろに座っていたご夫婦の旦那様がとても微笑ましそうに「Oh~!hoho!」と笑っていたこと。


どうか問題なく、みんなが無事に赤ちゃんを産んで、祝福されますように。


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「母親が手伝いに来ることはとても推奨すべきこと」と今回の冊子にありました。
うちも結局、父の強い希望で母がお手伝いに来てくれます。

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母を送り迎えする父に吼えなきゃいいけど。笑
男性が苦手なのよね、この子。


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